【道具ほか】
 箔押し接着剤(ハクがつく&ゼットブラック)薄め液セット、
 接着剤溶き皿、金沢箔職人(兼六箔)金箔、塗り刷毛、払い刷毛、
 箔箸、拭き布、押さえ綿、カッターなど。
【素 地】
 紙や木、焼き物でも素焼きのような液体を吸い込むものは、
 そのままの状態では金箔を貼るための接着剤も吸い込んでしまう
 ので、吸い込み止めの処理が必要な場合があります。

1.【のりあわせ】
 写真のように溶き皿に接着剤(ハクがつく)を少ししぼりだし、
 薄め液で5倍〜10倍程度に薄めます。
2.【のりの塗布】
 塗り刷毛で素地に接着剤を塗ります。

3.【のりの拭きあげ】
仕上がりの良し悪しを左右する重要な工程です。
接着剤をぬって1分ほど放置すると薄め液が揮発して表面に粘り気が出てきますので、そうなってから拭き布(着古したシャツやハンカチなど捨ててもかまわない布)で粘り気を取るように拭き上げます。

この時、拭き方が少ないとムラになったりしやすく、箔の仕上がりツヤもにぶくなります。一方でしっかり拭き上げができれば箔ツヤはきれいになりますが、あまりに拭きすぎてしまうと箔が付かなくなってしまうこともあります。
その加減をつかむには少し慣れが必要なのですが、初めての方は、粘り気がなくなって軽く拭けるようになってきたら頃合いと覚えると良いと思います。

拭き取ってから約2時間の間に箔を貼り付けます。それ以上経つと接着剤が乾いて貼り付かなくなりますので、その間に貼れる範囲だけに接着剤を塗ると良いでしょう。


4.【箔を持つ】
 金沢箔職人(兼六箔)の場合、
 箔箸を使わなくても箔を扱うことができるところが特徴です。
 フイルムの透明部分を持つようにして箔を運びます。
 (表裏を間違えないように注意)
5.【箔貼り】
 フイルムの裏側から軽く押さえます。
 このときあまり力を入れすぎないほうが美しく仕上がります。こちらも普通
 箔同様、箔の付いていないところがないようにしていきます。
6.【箔押さえ】
 全体に箔がついたら、綿などで上から軽く押さえていきます。
 力を入れすぎないことが大切です。

7.【貼りあがり】
 その際、破れた所が出たら箔を細かく切ってさらにできる限り貼り残しのない
 ように貼っていきます。重なりが出てもあとで払い落とせますので
 心配ありません。
 
 8.【箔はらい】
 払い刷毛でそっと重なった箔を払いながら、箔のついていない細かい箇所に
 その余った部分をよせて付けていきます。
 

 
9.【仕上げ】
 手で触ったりするものの場合、3日ほどこのまま乾燥させてから、
 クリアースプレーなどを吹き付けてコーティングしてあげると良いでしょう。
 
   
  
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